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特集

新潟の文化を

  • 千町歩(せんちょうぶ)とは1000ヘクタール、東京ディズニーリゾート10個分ほどの面積です。それほど広大な田畑を有する大地主、千町歩地主は、大正13年(1924)の調査によれば、北海道以外にわずか9名。そのうち5名が新潟県在住でした。彼らが残した豪農の館を巡りながら、それぞれの家のドラマに満ちた歴史をひもときます。
  • 「ユネスコ世界ジオパーク」は、地質や自然・文化を守り、その上で、その地域を多くの人たちに知って、訪れてもらうことを目標に掲げています。糸魚川ジオパークでも、温泉の他に、古代のヒスイ伝説、中世の「塩の道」、また、登山やゴルフ、スキーなど自然と共存できるスポーツの魅力を付加して、発信しています。
  • 日本で初めて「ユネスコ世界ジオパーク」に認定された糸魚川。「ジオ」=大地、「パーク」=公園という名にふさわしく、様々な時代の多様な地層や岩石が存在し、多くの大地の恵みを受けています。そのひとつが、温泉です。今回は、ジオパーク内にある個性豊かな9つの温泉を、特色やロケーションと共に紹介します。
  • 絵本は子どもだけのものではありません。インパクトやデザイン性、そして、メッセージ性を帯びた絵本は、幅広い年代の注目を集めています。また、動画になったり、キャラクターを生み出したり、広がりを見せる新潟発の絵本の可能性に迫ります。
  • 中越の里山の風景が描かれたり、柏崎の海辺が舞台になったり、阿賀地方の方言が使われたり、新潟ならではのおむすびが主役になったり。いろいろな形で新潟が登場する絵本が出版されています。実は、今、多くの新潟県出身の絵本作家が活躍しているのです。今回はそうした作品をたどりながら、絵本の魅力をひもときます。
  • 暗闇できらりと光り、昼夜で大きさを変える瞳、鋭い爪。どんなに愛くるしい猫も、人をひやりとさせる野生を秘めています。可愛くて、怖い。身近にいるのに、つかみきれない。その二面性から生まれた、ちょっと怖い伝説をたどります。今まで知らなかった猫の一面が見えてくるかもしれません。
  • 古くは「源氏物語」や「枕草子」にも登場し、江戸時代には身近な存在として浮世絵にも描かれた猫。その一方で猫特有の性質や神秘性から化け猫だと恐れられたことも。昔も今も人に愛され、人の暮らしに寄り添ってきた猫。今、新潟で会える猫たちを訪ねました。
  • 城下町の村上と高田、中ノ口川沿いの白根、海に面した湊町の出雲崎、塩谷など、町屋が多く残る地域を巡り、そこから見えてくる歴史や文化を、地域の町並みづくりの活動とともに紹介します。
  • 江戸時代に確立した町屋は、商人や職人などの町人が暮らす店舗併設の住宅でした。今、現存する町屋を保存・活用し、風情のある町並みを再生する取り組みが新潟県の各地に生まれています。地域によって様々な表情を楽しめる、町屋巡りに出掛けてみませんか。
  • 日本のポップカルチャーを形容する「かわいい」のルーツと言われる大正時代の「少女文化」。少女たちの生活の中に浸透していった「かわいい」デザインと竹久夢二や蕗谷虹児たちの挑戦を紹介します。
  • 大正から昭和初期にかけての日本では、モダンでおしゃれな絵や文学が流行し、乙女心をとらえました。その時代に活躍した人気アーティストの一人が、新潟県新発田市出身の蕗谷虹児(ふきやこうじ)です。虹児の作品を手がかりに「大正ロマンと昭和モダン」に迫ります。
  • 寒さや出前、立地という課題を克服するアイデアをメニュー考案のフックにして、味に活かし、進化してきた新潟のラーメン。後編では、新潟市と長岡市で、地域にしっかりと根付いた雪国ならではのラーメンを紹介します。そして、これまで登場してこなかった上越地区に注目し、5大ラーメンの次の「6」の可能性についても探っていきます。