出羽街道

出羽街道は村上城下を起点にして北上し、庄内領鶴岡へ通じる街道です。途中、猿沢・塩野町を通り、蒲萄峠を越え、北中・小俣を経て庄内領へと続きます。村上の本庄氏の戦の記録にも度々登場したりと、古くから軍用道として使われ、村上と以北を結ぶ重要な道でした。しかし、物品の往来はそれほど多いものではなく、奥の細道で松尾芭蕉が庄内から村上に向かった際に通ったことが知られていますが、越後からは出羽三山詣での旅人が中心でした。
現在では街道の大部分が舗装路に姿を変えていますが、蒲萄から大沢の間は途中幅の狭い道や石畳の道など、当時の道のまま、道路改良もされずに残っています。また、北中や小俣などの集落は宿場の雰囲気を色濃く残しています。

出典:村上市ホームページ
提供元:村上市観光課
画像提供元:村上市生涯学習課

所在地

村上市朝日地区~山北地区

アクセスマップ

投稿者: 新潟県文化課
掲載日時: 2015年4月5日 18:40

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