来伝天神合格祈願祭

長岡市上来伝の菅原神社は、通称「来伝天神」といわれ、学問の神「菅原道真公」をお祭りした神社として、受験生や保護者の参拝が絶えません。来伝の地名の由来は、室町時代、この地の水利の便のよい点に着目して開墾に着手した日に落雷があったため、人々が「これこそ、開拓成就の吉祥である」として喜び、落雷のあった場所に居を定めて土地の名を「雷出(らいで)」と定め、それが後に来伝に変じたものである、といい伝えられています。来伝は、昔から、秀才を輩出する村であり、明治の日本仏教界屈指の英才とうたわれた真言宗豊山派中教正の大崎行智師や世界的獣医学博士の椿精一先生、元文化庁長官の大崎仁先生、洋画家の椿悦至先生等の方々も来伝の出身者です。「雷」は天満天神となった菅原道真公に通じ、そうした縁で天神様が京の都から越後栃尾の来伝地区へ勧請されたといわれています。合格祈願祭は、毎年11月第4日曜日に菅原神社で盛大に行われ、参拝者にはお札や絵馬、道真公の和歌入り特製湯飲み茶碗、お守り、合格石(「ごを書く石」)が贈られます。

出典:長岡市栃尾支所商工観光課
提供元:長岡市栃尾支所商工観光課
画像提供元:長岡市栃尾支所商工観光課

所在地

長岡市来伝2699(菅原神社)

お問い合わせ先

(一社)栃尾観光協会(電話0258-51-1195)

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投稿者: 新潟県文化課
掲載日時: 2015年4月8日 22:23

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