江戸時代に村上城主内藤家から150石を給された若林家の住宅で、江戸時代後期の建築です。東西に棟を持つ居室部と南北に棟を持つ座敷部からなるL字型の住宅で、昭和61年(1986)から昭和63年(1988)の保存修理工事によってほぼ建築当初の姿に現地復元されました。よく江戸時代後期の特徴を示しており、この種の建物が乏しい東日本における中級武家屋敷の遺構として昭和52年(1977)に国の重要文化財に指定されています。
出典:村上市郷土資料館ホームページ
提供元:村上市生涯学習課
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