越後古志郡二十村闘牛之図

文政3年(1820)3月25日、鈴木牧之が滝沢馬琴の依頼で古志郡二十村(長岡市[旧山古志村]虫亀)で行なわれていた闘牛の取材に出かけた際に描いた絵図で、実に写実的に闘牛の様子を描いている。茶屋などの出店があり、多くの群衆が見物している様子、また、勢子が牛を囲んではやし立てる様子などは、現在の闘牛の風景さながらである。滝沢馬琴『南総里見八犬伝』にある闘牛の挿絵は、本図をもとにしている。

出典:
『新潟県立歴史博物館ホームページ』
提供元:新潟県立歴史博物館

画像提供元:
新潟県立歴史博物館

所在地

新潟県立歴史博物館

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投稿者: 新潟県文化課
掲載日時: 2015年4月12日 15:27

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