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地域文化 データベース
佐渡市
多彩な伝統芸能が息づく島
日本海に浮かぶ佐渡市は、金の採れる島として江戸時代に本格的な金銀山開発が進められ、鉱山により繁栄しました。各地の鉱山開発にも大きな影響を与えた佐渡の鉱山技術や経営方法は、日本の近代化の一翼を担ったともいわれています。特別天然記念物のトキが生息する島としても有名。野生復帰を目指して、地域ぐるみでビオトープ作りや里山の保全活動が行われています。また、多彩な伝統芸能が息づいていることも特徴。 島に移り住んだ知識人たちが伝えた貴族文化、鉱山の発展により江戸から持ち込まれた武家文化、北前船の商人たちが運んできた町人文化が融合して、独自の文化を築き上げてきました。九州の酒盛り唄をもとにした「佐渡おけさ」、鬼や獅子が五穀豊穣、大漁、家内安全を祈りながら集落を回る「鬼太鼓」は、佐渡の伝統芸能の顔となっています 。能が暮らしの中に溶け込んでいる全国でもめずらしい地域で、今でも30以上の能舞台が残されています。
地域文化
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金北山(きんぽくさん)
佐渡最高峰の山。標高1172m。もともとは北山と呼ばれていたが、1601年に佐渡金山が発見され、初代奉行の大久保長安によって「金北山」と名づけられた。女人禁制の山で、山に登ったおばあさんを神様が蹴落としたという伝説や、実 […] -
田切須(たぎりす)地区の照葉樹林帯
真野地区・田切須にある、ヤブツバキの防風林(くね木)、北限のアカガシ林・椿の巨樹など。市指定天然記念物のヤブツバキ林、樹高8~10mのヤブツバキ300余株が群生する島内一の規模の林。 出典: 『佐渡百選』 提供元:佐渡市 […] -
法乗坊(ほうじょうぼう)のエドヒガン
法乗坊の跡地にあるヒガンザクラで、根元周り6.9m、目通り周り4.8m、樹高21m。地上から6~7mで6枝に分かれ、枝張りは東西南北ともに26mに及ぶ大木である。花期にライトアップされた美しさは素晴らしい。 出典: 『佐 […] -
川茂(かわも)五所神社の神木
佐渡市指定の天然記念物となっている。樹高30m、幹周5.3mの川茂杉。また、周辺の太郎杉公園の展望台には、実際に江戸末期に切られた日本一大きいといわれる杉の切り株が保存されている。この切り株には民話「川茂の太郎杉」にまつ […]