database

域文化 データベース

新発田市

城下町の面影が残る自然豊かなまち

県都新潟市に隣接する新発田市。越後平野の北部に位置し、コシヒカリやアスパラガスなどの農業が盛んな地域です。初代新発田藩主・溝口秀勝によって築城された新発田城は、「新発田市のシンボル」として親しまれる市民の憩いの場。春は桜、秋は紅葉、冬は雪景色などさまざまな表情を見せてくれます。街の中心部にある「足軽長屋」や「清水園」のほか、区割りや水路からも、江戸時代に十万石の城下町として栄えていた面影がうかがえます。また、大正4年に開湯した月岡温泉は「美人の湯」として知られ、全国から観光客が訪れます。さらに、登山を楽しめる飯豊山や二王子岳、桜の名所・加治川の堤防、海水浴場・藤塚浜など、自然豊かな魅力あふれる街です。

地域文化
データベース検索

  • 加地川治水記念公園

    大正2年の加治川改修工事完成を記念して整備された公園で、かつては桜の名勝地でした。平成元年には水門が復元されました。公園内や旧加治川を埋め尽くした桜のトンネルは一見の価値があります。 出典: 『果樹と海の王国  聖籠町』 […]
  • 新発田城

    ■ 新発田城の築城 慶長3年(1598)加賀大聖寺から越後蒲原郡に入封した初代藩主溝口秀勝(みぞぐちひでかつ)は、まず五十公野(いじみの)に居をかまえて領内の統治と築城について構想を練ったと伝えられる。上杉景勝と戦い滅び […]
  • 五十公野(いじみの)御茶屋

    溝口家の茶寮のことを五十公野御茶屋と呼んでいます。回遊式公園はみごとで、十分に日本の美の奥行きを感じさせてくれます。現在の御茶屋は、数寄屋造りの簡素なたたずまい。ゆったりとした気分になれる場所です。 平成15年に越後を代 […]
  • 大峰(おおみね)山と橡平(とちだいら)サクラ樹林

    日本で最も小さい「櫛形(くしがた)」山脈」の中に標高399.5mの大峰山があります。この大峰山はヤマザクラの地として名高く、昭和9年には「橡平サクラ樹林」として国の天然記念物に指定されました。 現在、自然自生した約40種 […]
  • 宝光寺

    新発田藩主溝口家の菩提寺で、溝口家は外様大名でありながら一度も転封されることがなかったので、初代秀勝侯以来、10代までの歴代藩主と夫人の墓がまつられています。 昭和48年の都市開発による墓塔の一部移転と縮小が惜しまれます […]
  • 北方文化博物館・清水園(足軽長屋)

    初代藩主溝口秀勝が加賀大聖寺から、ここ新発田六万石に移ったのは慶長三年(1598)のことでした。寛文六年(1666)には約四千六百坪の敷地に下屋敷が建立され、続いて元禄年間には庭園が完成。この回遊式庭園築造は、遠州流の茶 […]