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地域文化 データベース
出雲崎町
幕府の天領地として栄えた港町
新潟県中越地域の海沿い、県のほぼ中央に位置している出雲崎町。西には日本海が広がり、東には小木ノ城山がそびえます。江戸時代には佐渡で産出された金銀の荷揚げ港や北前船の寄港地となっていた歴史を持ち、幕府の天領地として栄えました。古くから石油が採掘されており、日本で最初に石油の機械掘削に成功した近代石油産業発祥地としも有名で、1980年代まで世界初の海底油田が操業していました。また、新潟県の偉人として名を残す良寛和尚が生まれた地でもあります。生家の屋敷跡とされる良寛堂、生誕200年を記念して建てられた良寛記念館、出家先の光照寺など、旧跡が各所に残されています。松尾芭蕉が「奥の細道」の途中で立ち寄ったことでも有名。出雲崎町から日本海に浮かぶ佐渡を望み、「荒海や佐渡によこたふ天河(あまのがわ)」という一句を残しました。
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光照寺(良寛剃髪の寺)
十八歳で名主見習い役となった良寛が、その身を仏門に投じた禅寺です。出家の理由は、幼かったころに座禅を組み修行する僧の姿にあこがれたなど、さまざまな諸説があります。良寛は剃髪、出家してから、諸国行脚の旅に出るまでの四年間を […] -
越後出雲崎 天領の里
越後出雲崎天領の里は佐渡を望む海岸線にそって造成された敷地面積21,000平方メートルを要する施設です。出雲崎は、元和2年(1616)佐渡からの金銀の陸揚げ港として越後で初めて代官所が置かれた直轄地天領となりました。天領 […]