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地域文化 データベース
佐渡市
多彩な伝統芸能が息づく島
日本海に浮かぶ佐渡市は、金の採れる島として江戸時代に本格的な金銀山開発が進められ、鉱山により繁栄しました。各地の鉱山開発にも大きな影響を与えた佐渡の鉱山技術や経営方法は、日本の近代化の一翼を担ったともいわれています。特別天然記念物のトキが生息する島としても有名。野生復帰を目指して、地域ぐるみでビオトープ作りや里山の保全活動が行われています。また、多彩な伝統芸能が息づいていることも特徴。 島に移り住んだ知識人たちが伝えた貴族文化、鉱山の発展により江戸から持ち込まれた武家文化、北前船の商人たちが運んできた町人文化が融合して、独自の文化を築き上げてきました。九州の酒盛り唄をもとにした「佐渡おけさ」、鬼や獅子が五穀豊穣、大漁、家内安全を祈りながら集落を回る「鬼太鼓」は、佐渡の伝統芸能の顔となっています 。能が暮らしの中に溶け込んでいる全国でもめずらしい地域で、今でも30以上の能舞台が残されています。
地域文化
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経塚山(きょうつかさん)・真野放牧場
眺望の良い小佐渡エコーラインのコースにもなっている経塚山は、標高636mの小佐渡山脈の最高峰で、大佐度山脈や佐渡の国仲平野は望むほか、晴れた日には越後の山々まで見渡すことができる。経塚山の名の由来は、順徳上皇崩御の際に、 […] -
乙和池の浮島と植物群落
乙和池は、海抜560mの大佐度山脈の中腹、大佐渡スカイラインの大平高原のあたりから少し山を上ったところにある。ブナの林に囲まれた神秘的な池。乙和という美しい娘がこの池の主である竜神に愛され、嫁入りのため入水したという伝説 […] -
トビシマカンゾウ・スイセン等の植物群
春から初夏にかけ、トビシマカンゾウやスイセンなどの群生が真野湾一帯に広がる景色は素晴らしい。背景の群青の海とのコントラストも絵心をくすぐる。 出典: 『佐渡百選』 提供元:佐渡市観光課 および佐渡観光協会