
file-75 にいがたの発酵文化(後編)
県立図書館おすすめ関連書籍
「もっと詳しく知りたい!」、「じっくり読みたい!」という方、こちらの関連書籍はいかがでしょうか。以下で紹介しました書籍は、新潟県立図書館で読むことができます。貸し出しも可能です。ぜひ、県立図書館へ足をお運び下さい。
▷『発酵食品の科学』
(坂本卓著/日刊工業新聞社/2012年)請求記号:588/Sa32「発酵食品」と聞いてすぐに思いつくものにしょうゆ、みそ、納豆、酒などがあります。また、チーズやヨーグルトも私たちの食卓ではおなじみです。さらに、意外なところでは紅茶やナタ・デ・ココも発酵食品です。
本書は日本や世界の発酵食品や発酵のメカニズム、発酵工業の発展などがわかりやすく解説されています。随所に挿入された「コラム」には「酒屋のしきたり」、「うどんのコシ」など、知っていると楽しい豆知識も掲載された1冊です。
▷『漬けるだけ発酵食レシピ:おいしくて簡単で体にいい!』
(安保徹、山田奈美著/アスペクト/2012年)請求記号:家庭596 /A14健康に良い食品、それも簡単に摂れるとなれば、ぜひその料理のレシピを知りたくなります。本書は免疫学者の安保徹氏と薬膳などを研究している山田奈美氏が、発酵食品のレシピを紹介した1冊です。
寒い季節に食べたくなるような「さつまいもの甘酒スープ」「酒かす鶏とかぶの煮物」など体が温まりそうなレシピのほか、塩麹、みそ、しょうゆ、酢を使ったレシピが紹介されています。また、発酵食品と免疫力の関わりについてもわかりやすく解説されています。
▷『愛酒楽酔』
(坂口謹一郎著/講談社/1992年)請求記号:N 911.1/Sa28上越市出身の坂口謹一郎氏は発酵学、微生物学の権威として知られています。
本書の主な内容は、著者の研究分野であった酒にまつわるエッセイと短歌「愛酒楽酔」と、自伝「私の履歴書」で構成されています。「酒博士」の生い立ちや研究内容などがわかる1冊です。
このほか当館では、著者の『日本の酒』岩波文庫(岩波書店/2007年)なども所蔵しています。併せてご覧になってみてはいかがでしょうか。
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