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佐渡市

多彩な伝統芸能が息づく島

日本海に浮かぶ佐渡市は、金の採れる島として江戸時代に本格的な金銀山開発が進められ、鉱山により繁栄しました。各地の鉱山開発にも大きな影響を与えた佐渡の鉱山技術や経営方法は、日本の近代化の一翼を担ったともいわれています。特別天然記念物のトキが生息する島としても有名。野生復帰を目指して、地域ぐるみでビオトープ作りや里山の保全活動が行われています。また、多彩な伝統芸能が息づいていることも特徴。 島に移り住んだ知識人たちが伝えた貴族文化、鉱山の発展により江戸から持ち込まれた武家文化、北前船の商人たちが運んできた町人文化が融合して、独自の文化を築き上げてきました。九州の酒盛り唄をもとにした「佐渡おけさ」、鬼や獅子が五穀豊穣、大漁、家内安全を祈りながら集落を回る「鬼太鼓」は、佐渡の伝統芸能の顔となっています 。能が暮らしの中に溶け込んでいる全国でもめずらしい地域で、今でも30以上の能舞台が残されています。

地域文化
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  • 紅葉山(もみじやま)公園

    佐渡一の紅葉の名所として知られる景勝地で、女神山・男神山の南側一面に約5千本の紅葉がみられる。公園内は遊歩道や展望台、野外ステージなどが整備されており、男神山頂きへも登頂できる。山々が赤や黄に染まる様はまさに絶景。奥へ進 […]
  • 爪の沢キャンプ場

    標高500mの緑豊な丘の上に位置するキャンプ場。周囲の山は自然の宝庫で、潮風を含んださわやかな空気の中、森の中の散策や天体観測などのアウトドアレジャーを楽しむことができる。キャンプ場にはバンガロー8棟、木工芸体験館、貸し […]
  • 加茂湖の自然

    加茂湖は明治36年、水害を防ぐため湖口を広げ、海とつながったかん水湖。周囲17㎞、面積4.9k㎡と大きさは県内一で、越の湖とも言われた。春夏秋冬いずれの季節も風情ある景色が望め、古くから歌にも詠まれている。また、カキの養 […]
  • 大椋(おおくら)神社の大榧

    赤泊地区を象徴する木として「榧(かや)」が指定されている。カヤの木は一位科、その材質は堅牢、緻密、耐水性が強く近年はピアノの用材として重宝されている。「社殿の正面に立ち雄大なり。樹高20m、根元幹周6m、胸高幹周は4.4 […]
  • 真禅寺(しんぜんじ)の鍋倉(なべくら)の滝~真野の滝

    真禅寺は、文覚上人が鎌倉幕府謀反の罪で佐渡に流された際、住んだところ。荒行をしたという、きれいな水が湧く鍋倉の滝や腰掛石がある。また、真野地区には水煙を上げて竹田川の水を一気に落とす落差15mの十郎滝(じゅうろうたき)、 […]
  • トビシマカンゾウ

    大佐渡の北の海に突出する亀形の大岩塊「大野亀・二ツ亀」では、トビシマカンゾウの日本一の大群落が見られる。その群落の見事さは際立ち、サドカンゾウと名付けたいほど。佐渡ではトビシマカンゾウを「ヨーラメ」と呼ぶ。ヨーラメの「ヨ […]
  • 裂き織り

    使い古した木綿を裂いて織る「裂き織り」は、縦糸にフジやシナなどの植物の皮からとった繊維を使い、横糸には古木綿が使われている。丈夫で雨や風を通しにくいため、かつては仕事着などに愛用されていた。近年のブームで、手作りのバッグ […]
  • 佐渡産山菜

    コゴメ・ワラビ・タラの芽・ウドなど、山菜の宝庫はよそにもあれど、海・山・野と三拍子揃ったうまさを満喫できるのは佐渡ならでは。 出典: 『佐渡百選』 提供元:佐渡市観光課 および佐渡観光協会 画像提供元: 佐渡観光協会
  • 和木山の栃林

    和木川上流の地域は古くからの栃の産地。佐渡ではこの実をアク抜きして、ほのかな苦味と独特な香りを持った栃餅の材料としている。またこの付近にはトチノキの共有林があり、かつては村人の収入源となっていた。 出典: 『佐渡百選』 […]