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糸魚川市

まち全体が世界ジオパークに認定

新潟県の最西端に位置する糸魚川市。2009年、日本で初めて世界ジオパークに認定されました。紺碧の日本海と雄大な北アルプスの山々に囲まれた豊かな自然が息づいており、特に海の幸は、カニ
やあんこうなど、様々な種類の魚介類が水揚げされます。市内は、フォッサマグナの上に位置し、日本列島を東西に分ける大断層「糸魚川-静岡構造線」や、日本では数少ない貴重なヒスイ産地である「小滝川ヒスイ峡」など、地質や文化・歴史を感じることのできる全24のエリアがあります。また、神輿同士を激しくぶつけ合う糸魚川けんか祭り、日光寺けんか祭りなど、一風変わったお祭りが多いのも特徴です。藤崎観音堂裸胴上げまつりは、ふんどしを締めた男衆が、厄年の人を放り投げる奇祭であり、市指定無形民俗文化財になっています。

地域文化
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  • 海谷高地(うみだにこうち)

    千丈ヶ岳や駒ヶ岳などが断崖絶壁をなし、その屏風にも似た絶壁を背景に海川が流れる渓谷。春は新緑、秋は透き通った青空に赤や黄色の彩りが息をのむほど素晴らしく、海谷高地は「越後の上高地」とも呼ばれています。紅葉の見頃は10月中 […]
  • 不動滝

    高さ70m、幅4mで3段になり豪快に流れ落ちる滝。滝の四方を山々に囲まれた林の中にあり、真夏でも肌寒いほどです。日本カモシカも付近に生息し、時々姿を見かけることができます。滝壷の前の大岩の上には水神社が祀られ、高竜神を祭 […]
  • 月不見(つきみず)の池

    藤の名所。巨岩が池を取り囲み、樹木に絡みついた藤づるに覆われ、池に映る月の姿が容易に見えないことから月不見の池と名づけられたと伝えられています。藤の見頃は5月中旬から6月上旬頃で、大きな藤づるから紫色した大小様々な藤の花 […]
  • 橋立ヒスイ峡(青海川硬玉産地)

    昭和32年に国の天然記念物に指定された青海川硬玉産地は、青海川の上流黒姫山の麓にあります。青海川上流橋立地区に近い河床には蛇紋岩の大露頭がみられ、これに接してヒスイ原石が点在しています。ここから流れ出たヒスイは下流の海岸 […]
  • 小滝ヒスイ峡(小滝川硬玉産地)

    昭和31年に国の天然記念物に指定された小滝川硬玉産地は、姫川の支流、小滝川に明星山の大岸壁が落ち込んだ川原一帯を指し、ヒスイのふるさと糸魚川を象徴する日本隋一のヒスイの産地、小滝川ヒスイ峡の名で多くの人に親しまれています […]
  • 奴奈川姫(ぬなかわひめ)

    「奴奈川姫(ぬなかわひめ)」は『古事記(こじき)』や『出雲風土記(いずもふどき)』などの古代文献に登場する高志国(現在の福井県から新潟県)の姫であると言われています。『古事記』では出雲国(今の島根県)の大国主命(おおくに […]
  • お筒粥の神事・献灯祭

    毎年1月14日に能生地域の白山神社で行われます。3寸、3寸4分、3寸8分にきった葦と石臼でひいた米を一緒に煮て粥を作り、葦に詰まった粥の具合でその年の豊作を占う小正月行事です。夕方からは五穀豊穣、家内安全を祈願して、夜を […]
  • 日光寺けんか祭り

    毎年4月18日に開催される、日光寺春の祭礼は、天津神社の祭礼と同じく2基の神輿がぶつかり合うお祭りです。こちらは、それぞれの神輿の担ぎ棒の片側を地面につけ激しくあおり、ぶつけ合うのが特徴です。日光寺と能生白山神社の神仏混 […]
  • はだか胴上げまつり

    毎年1月17日に能生地域藤崎観音堂で行われる小正月行事です。身を清め六尺ふんどしをしめた裸の若衆が、その年の厄年の人をつかまえて「サッシャゲ、サッシャゲ」のかけ声とともに堂内を歩き、天井に向かって放り上げる奇祭です。天井 […]
  • おててこ舞

    糸魚川、根知谷に古くから伝わる民俗芸能で、国指定重要無形民俗文化財の舞楽です。毎年、8月31日から2日間行われる、日吉神社の大祭に舞われる延年の舞のうちのひとつに「おててこ舞」があり、このお祭りを総称して「おててこ舞」と […]
  • 糸魚川けんか祭り

    毎年4月10日・11日に開催される天津神社の春の祭礼は、その年の豊漁・豊作を祈願し、2基の神輿が勇壮に押し合うことから「けんか祭り」とよばれる、姫の国に春の訪れを告げるお祭りです。神輿の押し合いが、10日の午前中に行われ […]
  • 高浪の池

    標高540mにあり、深さ13mと一年中豊かな水を満々とたたえている池です。この池で4mもの巨大魚の目撃が相次ぎ「浪太郎」「翠」の愛称で親しまれています。雄大な自然を背景にキャンプ場、遊具、遊歩道、グラウンドゴルフ場などが […]