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柏崎市

山と海に恵まれた風光明媚な臨海都市

柏崎市は、米山・刈羽黒姫山・八石山の刈羽三山と日本海に囲まれており、四季折々のアクティビティが充実し、観光資源が豊富です。漁業も盛んで、県内有数の鯛の水揚げ量を誇ります。温かいだし汁をかけて食べる鯛茶漬けは名物になっています。日本の製油発祥の地でもあり、1852年、日本で初めて石油精製を始めたのが柏崎市でした。一時は40数社も製油所があったといいます。やがて石油産業に代わって発展してきたのが製造加工業です。現在も 機械・金属分野の企業約350社が集積。製缶・メッキ・鋳造・金型・超精密プレス加工などの事業を展開し、 柏崎の製造業の中核を担っています。また、約500年前から伝承されてきた古典芸能「綾子舞」は、芸能史上非常に価値の高いものと認められ、1976年に国の重要無形民俗文化財に指定され、2022年には「風流踊」の一つとしてユネスコ無形文化遺産に登録されました。

地域文化
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  • 笹ずし

    上杉謙信公が柿崎城から枇杷島城(びわじまじょう)へ行く途中、農村に立ち寄った際に笹の葉を利用し、あり合わせの山菜などをご飯にのせて供されたのが、今日の笹ずしの由来と言われている。 出典:『柏刈地域の食の歳時記』 提供元: […]
  • 三階節

    お盆がくると「三階節」に合わせて、夜毎太鼓の音が響き、大勢の人たちが盆踊りを楽しむ。この三階節の起源については諸説あるが、歌詞の中に柏崎、刈羽地方の名所、名物、行事を名文句300種で歌い上げ、三階節の名を上げている。 地 […]
  • 米山講

    江戸時代中頃から稲の虫よけと豊作祈願を中心とした米山の作神信仰が広がり、各地で米山講が組織された。田植え後の六月中旬から七月一日頃に代参者を出し、米山山頂の薬師堂を拝し、黒札と呼ばれる稲虫よけの護符とトウキ(せり科の薬草 […]
  • 綾子舞

    ◆綾子舞は、柏崎市鵜川地区女谷(おなだに)で約500年前から伝承されています。かつては、いくつかの集落がそれぞれの芸風を守ってきましたが、今では高原田(たかんだ)と下野(しもの)の2つの集落にある座元が受け継いでいます。 […]
  • 伊平タケ

    父丸山奥次郎の二女ソイ、5歳のときハシカで失明、柏崎市藤井の瞽女武田ヨシに弟子入りし、芸名タケ。12歳の時初めて夏は刈羽・魚沼方面へ、秋は群馬へ門付け稼ぎをする。大正元年26歳北条の鍼師伊平伝吾と結婚。以後地方廻りをやめ […]
  • 田中角栄

    角次の長男。二田尋常高等小学校時代は成績優秀、体力・知力・胆力にも優れ首席で通す。柏崎の県土木出張所に勤め、16歳で上京。苦労し中央工学校土木工学科を終え、建築設計事務所をへて独立。理化学研究所長大河内正敏博士の知遇を得 […]
  • 宮川神社社叢

    宮川神社は社殿正面を除いて馬蹄型の屋根に囲まれており、社殿背後の斜面は季節風がさえぎられ、ケヤキの巨木と共に常緑広葉樹のシロダモ、タブノキ、ヤブツバキなどが生い茂り、シロダモ-ケヤキ群落を形成している。また、季節風の影響 […]
  • 大泉寺観音堂(通称・大清水観音堂)

    大泉寺は日本海を見下ろす海抜二〇〇メートルの大清水の山上にあって、米山開山の僧・泰澄の創建とされる真言宗の名刹である。眼下には日本海、北に弥彦山、西に頚城平野から妙高連山がのぞまれ、山岳信仰の霊場であった名残りを感じさせ […]
  • 鵜川神社の大ケヤキ

    この大ケヤキの樹齢は、約一、〇〇〇年といわれ、根まわり約一四メートル、目通り約一一・五メートル、高さ約二〇メートルで、地上約三メートル付近で大きな四本の枝に分かれ、さらに分枝を出している。 直立した主幹の上の部分があった […]
  • 下谷地遺跡

    北陸自動車道を北上し、柏崎ICから曽地の高速道バス停に至る間、吉井川という小さな川に、延長が一〇〇mを超える不自然な橋がかけられている。一九七八~七九年に発掘調査された下谷地遺跡は、この橋の下に保存されている。 新潟県に […]
  • 多多神社本殿

    多多神社は、大同元年(八〇六)の創建と伝えられるが現在の本殿は棟札(むなふだ)によって永正十六年(一五一九)に建てられたことが明らかである。 流れづくりの小さな社殿で、覆屋(おおいや)で保護されてきたため建てられた当時の […]