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地域文化 データベース
燕市
世界に誇る金属加工技術を持つまち
越後平野のほぼ中央、県都新潟市と長岡市の中間に位置する燕市。「ものづくりの街」としての知名度が高く、金属加工において世界トップクラスの技術を誇ります。その歴史は、江戸時代初期の「和釘」から始まっています。当時信濃川の氾濫に悩まされていた農民たちは、副業として和釘を製造していました。そして江戸時代中期に、仙台の職人から鎚起銅器の技術が伝わったことで「燕鎚起銅器」が誕生。一枚の銅板を槌(つち)で打ち起こす高度な技術は、現代まで脈々と受け継がれてきました。また、全国でも珍しい「つばめ桜まつり 分水おいらん道中」が、桜前線の到来と共に開催されます。世紀の大工事「大河津分水路」に従事した人々への感謝の心で植樹された約2,600本の桜並木を、豪華絢爛な衣装に身をつつんだおいらん役が歩きます。
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大河津分水(おおこうづぶんすい)
穏やかな水面をたたえて流れる日本一の大河、信濃川。母なる川とも呼ばれるこの大河はかつて、大洪水を頻繁に引き起こす暴れ川として脅威をもたらしていました。信濃川の治水は人々にとって悲願とも言えるものだったのです。 その治水対 […] -
乙子神社草庵(おとごじんじゃそうあん)
五合庵の老朽化と朝夕の山坂の登り下りが老身にこたえ、良寛は文化13年(1816年)から約10年、ここ乙子神社社務所に移り住みました。以来、誰いうともなく乙子神社草庵と呼ぶようになりました。 出典:『つばめいいとこ巡り』( […] -
国上寺(こくじょうじ)
国上山の中腹にある真言宗の寺院で、和銅2(709)年創建の県内最古の名刹です。境内には本堂のほか、客殿、六角堂、大師堂、一切経蔵、鐘楼堂、宝物殿などの重厚な建造物が建ち並び、酒吞童子はこの寺の稚児であったという伝説もあり […]