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阿賀野市

雄大な五頭連峰を臨む白鳥の渡来地

市名の由来となった阿賀野川が流れ、五頭連峰を間近に臨む阿賀野市。白鳥の渡来地「瓢湖」は、「白鳥おじさん」として知られる吉川重三郎氏が、日本で初めて野生の白鳥の餌付けに成功した場所です。毎年ピーク時には、約5,000羽以上の白鳥がシベリアから訪れます。2008年に、国際的に重要な野鳥の生息地として「ラムサール条約登録湿地」にも認定されました。冬の白鳥のみならず、春には桜や菖蒲、夏には湖の上に美しく咲き誇るハスの花を見ることができます。江戸時代には幕府の代官所があったことで知られている旧水原地区。現在の阿賀野市をはじめ、新潟市北区・新発田市・胎内市・聖籠町など一帯を支配しており、支配高はおよそ10万石にまでおよびました。「水原代官所」は1995年に復元され、当時の裁判の様子を知ることができます。

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  • 三角だるま

    越後の三角ダルマは、その独特の形から全国のダルマ玩具の中でも異色の存在だ。かつては高田、柏崎、見附今町など各地で作られていたらしい。「三角のオキアガリコボシというのは、180年くらい前からあったんですよ。それを先代が今の […]
  • ナワジ君

    健康草履「ナワジ君」は、阿賀野市の京ヶ瀬地区で栽培されたもち米(品種名 やなぎもち)のわらを材料にしたものです。ほかの品種よりも長くて強く、自然乾燥で弾力性が増したやなぎもちのわらを一度縄に綯い、昔から伝わるわらじ作りの […]
  • 水原代官所

    1746年(延享3年)に、幕府直轄領として、水原城館跡に代官所が設置され、初代代官として内藤十右衛門が着任しました。代官所の支配地は阿賀野市をはじめ、北蒲原各地や中蒲原・南蒲原・岩船の一部など複雑に分布し、支配高は6~1 […]
  • 阿賀野市立吉田東伍記念博物館

    日本歴史地理学の先達「大日本地名辞書」の著者、吉田東伍を記念してその生誕地に設置された 博物館です。 地方博物館としては小規模な館ですが、日常の生活空間である街並みの中にあって、地域の皆さんが気軽に学習の場として利用でき […]
  • やまびこ通り

    出湯口から村杉口までの約5kmに、250余りの歌碑や句碑が並ぶ林道です。旧笹神村は昔から佐藤念腹や石塚友二といった文人、俳人を多く輩出。そこで県内外の俳人、歌人に発表の場を持ってもらおうと、松尾芭蕉の「奥の細道」をヒント […]
  • コスモスロード

    国道49号の横雲バイパスに沿う約1キロの緑地帯を利用してできたコスモス畑。地元の住民団体「コスモスロードを育てる会」の会員の行き届いた手入れにより毎年秋にはコスモスの花でいっぱいになります。沿道に咲く清楚なコスモスが道行 […]
  • 新江の桜並木

    新江用水路の両岸約4.6kmにわたって500本のソメイヨシノが咲き誇ります。この桜は昭和55年に旧安田町の町制20周年を記念して町民の手で植えられたものです。春には桜の木の下を散歩する人々や花見客にやすらぎを与えてくれま […]
  • 裸参り

    1月14日の夜、住吉神社から安田八幡宮までの約600mを裸で駆け抜ける伝統行事。諸事情により長年中断されていましたが、平成8年に町内の有志が集い復活させました。 かつては競って飛び込んだ川も今はなくなり、代わりに大きな水 […]
  • 安田八幡宮例祭

    200年以上の伝統を誇り、神輿渡御の警護に当たる四役者の、芸能披露が見どころのひとつ。毎年9月14日(宵宮)と15日に近い土日に開催されます。 2日目の夜(本宮)、大好きな祭りが終ってしまわないようにと、神輿が神社に帰る […]
  • 水原まつり

    日本各地に伝わる祭の多くは、地域住民が神の子(氏子)として、祖神(氏神)を歓待するものである。水原でも昔から各神社で祭が行われ、明治17年の記録では、獅子舞、小太刀、花火、俄か(仁和加)狂言などが神社の祭礼で催されている […]
  • あやめまつり

    200品種、50万本が咲き誇る瓢湖のあやめ園。見ごろとなる6月中旬から6月初旬まで、あやめ祭りが開催され、期間中は、夜間にライトアップされ、幻想的なあやめが楽しめるほか、地元文化協会による作品展やあやめ茶会、メインイベン […]
  • 旦飯野神社(あさいいのじんじゃ)

    西暦300年のころ、誉田別尊(応神天皇)が祭られ、391年に応神天皇の御子へ献米した際に、御神託によってその名がつけられたという由緒ある神社。旦は太陽が昇る様子、飯は米、野は田畑を現し、この地が笹神で初めて稲作りを行った […]