database
地域文化 データベース
十日町市
日本有数の高級織物の一大産地
県内唯一の国宝「火焔型土器」が出土した笹山遺跡のある十日町市。盆地のため強風がめったに吹かず、降雪量が多いことから湿度の高さが特徴の地域。そのため、麻織物の原材料・苧麻(ちょま)がよく育ち、昔から織物が盛んに作られてきました。明治以降は、伝統工芸品として「十日町明石ちぢみ」と名付けられ、十日町市は高級織物の一大産地として知られるようになりました。また、豊富な水資源を持つ土地柄ゆえ稲作が盛んな地域で、「星峠の棚田」をはじめ、昔ながらの農村風景が広がっています。「大地の芸術祭 越後妻有アートトリエンナーレ」は3年に1度開催されるイベント。国内のみならず海外からも50万人もの来場客を動員する世界最大規模の芸術祭です。国の名勝及び天然記念物の「清津峡」は、大地の芸術祭でも人気のスポットです。小正月に初婿を雪の斜面に放り投げる「むこ投げ」は、越後の奇祭として有名です。
地域文化
データベース検索
-
渋海川のポットホール
犬伏の炭坑跡地の真ん中を流れる渋海川に、普通の水面より一段高い谷底の平らな岩があり、その表面にある無数の丸い堅穴のことを指します。かつては百欠・歐欠とも亀欠とも呼ばれていましたが、この堅穴を学者は”ポットホール”と名付け […]