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十日町市

日本有数の高級織物の一大産地

県内唯一の国宝「火焔型土器」が出土した笹山遺跡のある十日町市。盆地のため強風がめったに吹かず、降雪量が多いことから湿度の高さが特徴の地域。そのため、麻織物の原材料・苧麻(ちょま)がよく育ち、昔から織物が盛んに作られてきました。明治以降は、伝統工芸品として「十日町明石ちぢみ」と名付けられ、十日町市は高級織物の一大産地として知られるようになりました。また、豊富な水資源を持つ土地柄ゆえ稲作が盛んな地域で、「星峠の棚田」をはじめ、昔ながらの農村風景が広がっています。「大地の芸術祭 越後妻有アートトリエンナーレ」は3年に1度開催されるイベント。国内のみならず海外からも50万人もの来場客を動員する世界最大規模の芸術祭です。国の名勝及び天然記念物の「清津峡」は、大地の芸術祭でも人気のスポットです。小正月に初婿を雪の斜面に放り投げる「むこ投げ」は、越後の奇祭として有名です。

地域文化
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  • 木造馬頭観音坐像

    町の文化財(犬伏区保管) 今はなき白馬観音堂(松苧神社中院)の本尊で、木造の冠頭の馬は白色の馬頭観音像です。台座は蓮華座、魚鱗葺きとなっています。 出典:『十日町市指定文化財台帳』 提供元:十日町市教育委員会文化財課
  • 松苧神社

    国の重要文化財 松苧山山頂(海抜360m)に鎮座しています。 明応六(1497)年建立で、年代の明らかなものとしては県内最古の木造建築です。 近郷の総鎮守で「松苧大権現」と呼ばれ、「麻織物」の神として信仰を集めていました […]
  • まつだい雪国農耕文化村センター「農舞台」

    松代ステージ「農舞台」は、ほくほく線まつだい駅南側に広がる約60haの里山(城山)にアートが散りばめられたフィールドミュージアムです。棚田や森の合間を歩きながらのアート鑑賞は、アートと同時に自然の魅力も発見することができ […]
  • 国宝・笹山遺跡出土深鉢形土器

    信濃川上・中流域は遺跡の宝庫です。笹山遺跡は、縄文時代中期から後期と中世の集落遺跡です。 昭和55年から60年にかけて7次にわたる発掘調査が行なわれ、112棟にのぼる住居跡や多数の土坑、埋設土器などが見つかっています。ま […]
  • チンコロ

    チンコロは、米の粉でつくった犬のことで、1月に開かれる節季市で売られています。なかなか買う事ができない幻の一品になっています。 出典:『新潟 十日町(十日町観光ガイドブック)』 提供元:十日町市文化観光課
  • 十日町そば

    十日町のそばは、麻織物の「越後縮」の糸の糊つけに使われた、布海苔「ふのり」(海藻)を「つなぎ」に使っています。健康志向の中で、そばは、高い人気があります。小嶋屋総本店では、皇室献上品としての栄誉を受けています。 出典:『 […]
  • 十日町雪まつり

    「雪まつり」発祥の地であり、日本海側最大の冬の一大イベントである「十日町雪まつり」は、戦後の暗く長い雪国の冬の暮らしを明るく楽しいものにしようと昭和25年から始められました。”雪”と”きもの”と”花火”を演出した「雪上カ […]
  • きものまつり

    十日町は、縄文土器にについた編み跡、天平時代の麻布、江戸時代の「越後縮」、幕末からは絹織物産地として発展してきました。 雪の中での遠い祖先の記憶、織物の長い歴史が、この街をつくってきたのです。 出典:『新潟 十日町(十日 […]
  • 神宮寺

    「越後の苔寺」と言われるように、山門をくぐると長い敷石参道の両脇に緑の美しい苔が敷き詰められています。808年の開基と伝えられ、山門、本堂などが新潟県文化財に指定されています。 出典:『新潟 十日町(十日町観光ガイドブッ […]
  • 清津峡

    地球創世記の鼓動と神秘をかいま見る 日本三大峡谷の一つとして知られる「清津峡」は、清津川を挟んで切立つ巨大な柱状節理の岩壁が、エメラルドグリーンの清流とあいまってV字型の大峡谷を作っています。全長750mの渓谷トンネルの […]
  • 美人林

    若々しく、しなやかなブナの木々が美しいことから”美人林”と名づけられました。昭和初期、ブナの巨木は木炭利用のため、すべて伐採されましたが、その後奇跡的に再生し、樹齢約80年ほどのブナの二次林が丘陵に広がっています。四季折 […]
  • 松之山古道

    松代を通る松之山古道は、上杉謙信公の軍用道として関東出陣の際に使われました。その一部、菅刈から犬伏、薬師峠までの古道が、文化庁の「歴史の道百選」に選定されています。 出典:『新潟 十日町(十日町観光ガイドブック)』 提供 […]