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新潟の伝統

古くから伝わる伝統芸能や伝統工芸、伝統行事などを紹介します。

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  • おててこ舞

    糸魚川、根知谷に古くから伝わる民俗芸能で、国指定重要無形民俗文化財の舞楽です。毎年、8月31日から2日間行われる、日吉神社の大祭に舞われる延年の舞のうちのひとつに「おててこ舞」があり、このお祭りを総称して「おててこ舞」と […]
  • しな布

    「羽越しな布」は、新潟県村上市山北地区や山形県鶴岡市関川を産地とし、羽越地域の山間部に生育するシナノキ、オオバボダイジュおよびノジリボダイジュの樹皮から取れる靭皮繊維で糸を作り、布状に織り上げたもので、ざっくりとした手触 […]
  • 大須戸能

    伝えによれば弘化元年(1844)の冬、庄内黒川(現山形県鶴岡市黒川)の能役者蛸井甚助が大須戸に逗留し、その後庄屋・神主など村人19人の能社中が数年にわたり熱心な指導を受け、嘉永4年(1851)に八坂神社の社殿で初めて能を […]
  • つるっ娘(あけびのつる細工)

    あけびのつる細工は奥阿賀地方に古くから伝わる伝統工芸です。そんなつる細工体験に挑戦してみましょう。水で湿らせて柔らかくなったあけびのつるを丁寧に編んで小物を作ります。地元の人達が先生となって優しく教えてくれるので、編み方 […]
  • 小出和紙工房(紙漉き)

    四百年以上の歴史を持つ小出和紙は、新潟県無形指定文化財に指定されています。丈夫で美しく、半透明でかすかな茶色を帯びており、きれいな水と良質の原料のある上川ならではの逸品です。製作工程には、楮(こうぞ)の皮を煮る作業、繊維 […]
  • 釜谷獅子舞

    島の暮らしの中で繰り返し繰り返し演じられてきた慶祝の歌舞・・・その代表的なものが「釜谷獅子舞」です。これは江戸時代に大日丸船主渡辺源四郎が蝦夷地松前から獅子頭を買い求めてきたところから始まったといわれています。その獅子舞 […]
  • 弥彦神社燈篭(とうろう)おしと舞楽

    弥彦神社に古くから伝わる燈篭神事で、以前は旧暦の6月14日を中心に行われていたが、昭和36年から現行の7月25日を中心に行われるようになった。この晩は県内各地の大燈篭講中から献燈された大燈篭と地元氏子中より献燈の田楽燈篭 […]
  • 鎚起銅器

    燕の鎚起銅器は、江戸時代中期に、仙台の渡り職人がその技術を伝えたところから始まったとされています。近隣の間瀬銅山から採れた銅を用いて、やかん類が生産されていました。明治維新後は各地との技術交流が盛んとなり、彫金技術を含め […]
  • 煙管「キセル」

    煙管の産業が始まったのは江戸中期で、会津と江戸からその技術が導入されました。煙管には、「羅宇(らう)煙管」と「延(の)べ煙管」があり、前者は火皿がついている雁首(がんくび)と呼ばれる部分と吸口を羅宇(ラオスの竹という意) […]
  • 新潟漆器

    かつて新潟は北前船の寄港地で、物資や文化の集散地であったことから、漆器づくりに様々な技法が取り入れられ、新潟は変わり塗りの宝庫といわれています。数十ある塗りのうち、花塗、石目塗、錦塗、磯草塗、竹塗は、平成15年に国の伝統 […]
  • 鯛車(たいぐるま)

    「巻の鯛車」は、江戸時代末期頃から新潟巻地区に伝わる竹と和紙でできた郷土玩具です。全盛期の昭和初期には、子供の数だけ鯛車を作ったとも言われています。お盆の夕暮れ時に浴衣姿の子供たちが、各町内を数十台もの鯛車に明かりを灯し […]
  • 裂き織り

    使い古した木綿を裂いて織る「裂き織り」は、縦糸にフジやシナなどの植物の皮からとった繊維を使い、横糸には古木綿が使われている。丈夫で雨や風を通しにくいため、かつては仕事着などに愛用されていた。近年のブームで、手作りのバッグ […]